「出会い系=サクラだらけ」「会えるわけがない」──
正直、僕も最初はそう思っていました。
でも、2ヶ月前に何気なく登録した『メルパラ』で、人生観がちょっとだけ変わったのも事実です。
僕がこの2ヶ月で出会ったのは、30代前半の銀行勤務の女性と、40歳のシングルマザーの女性。どちらも、ただのネットのやり取りだけで終わることはなく、実際に会って、関係を深め、今も月に一度会う関係が続いています。
誤解を恐れずに言えば、これは“軽い関係”ではありません。
それぞれに日常があり、忙しさがあり、でも「誰かと少しつながりたい」と願っていた大人たちが、“ちょうどいい余白”で出会えた、そんな体験でした。
この記事では、実際にメルパラを使って感じたリアルな印象、そして2人の女性との出会いから現在に至るまでのリアルな流れを、包み隠さずお伝えします。
メルパラとは|20年以上の運営実績がある老舗の出会い系サイト
「メル☆パラ(通称:メルパラ)」は、20年以上の運営実績がある老舗の出会い系サイト。SNS感覚で利用でき、掲示板・プロフィール検索・日記機能などを通じて、気軽に相手とつながれるのが特徴です。
運営元は「株式会社エムアイシー総合企画」。大手グループの1つとして、安全対策にも力を入れている印象でした。
登録は無料で、年齢確認も厳格。ポイント制でメッセージ送信などを行うスタイルです。
2ヶ月使って感じた「メルパラ」のリアルな印象

メルパラを使い始めたきっかけは、「会えた」という口コミをいくつか目にしたから。でも正直、最初は半信半疑でした。出会い系というジャンル自体、少し怪しい印象があったのも事実です。
実際に使い始めてみると、まず驚いたのは“アクティブな女性会員が思った以上に多い”こと。
サクラ?業者?見分けは必要
もちろん、すべてが純粋な出会い目的とは限りません。やはり中には「業者っぽいな」と感じるプロフィールや、唐突に外部サイトへ誘導してくるユーザーもいました。
でも、そういったアカウントはパターンが割と決まっていて、以下のような特徴である程度見分けられます。
- プロフ写真があまりにもキメすぎ&画質が良すぎる
- 一言目でLINEなどに誘導してくる
- 日記や自己紹介が極端に簡素(またはテンプレ感あり)
メッセージより「日記」や「掲示板」が強い

メルパラの大きな特徴が「日記(ブログ機能)」と「掲示板」。
特に日記は、SNSのようにゆるく使っている女性も多く、相手の人柄が見えやすい。恋愛話や日常のつぶやきにコメントをすることで、自然なかたちでやりとりに発展することができました。
掲示板も「今ヒマ」や「メル友募集」などカテゴリ別で投稿されていて、自分のスタイルに合う相手を探しやすいです。即会い系の投稿もありますが、むしろ“会うまでにちゃんとやりとりしたい”という女性が多かった印象。
やりとりの中で感じたこと
やりとりする中で感じたのは、「恋愛目的だけではない女性も多い」ということ。
「日常の中で誰かと会話したい」「ちょっと寂しい」「恋人とまではいかなくても、誰かと会いたい」──そういう“ちょっとした余白”を埋めたい女性が多いように感じました。
このため、いきなりの「会おう」「ご飯行こう」では警戒されがち。
丁寧な自己紹介や、相手の書き込みに対する共感からスタートすることで、関係が進みやすかったです。
メルパラは、手軽に登録できる分、使い方によって“出会いの質”が大きく変わるサービスだと思います。
「サクラばかり」と言っている人は、見極めのコツをつかめていないだけかもしれません。
僕の場合、以下の3つを意識して使うことで、しっかりリアルな出会いにつながりました。
- 女性の投稿や日記をじっくり読む
- やりとりは短くても丁寧に
- 即会いを焦らず、信頼構築を優先
2ヶ月使ってみた率直な感想としては──
「真剣な婚活というより、“今この瞬間”を共有したい人と自然に出会える場所」。そんな印象のサービスでした。
メルパラで実際に出会った女性
出会い①:Aさん(30代前半・地方銀行勤務)

Aさんとの出会いは、メルパラに登録してから2週間ほど経った頃。プロフィール写真は控えめな笑顔で、自己紹介文も「出会いに期待しすぎず、ゆるくお話できる人がいたら嬉しいです」と、慎重かつ誠実な印象が伝わってきました。
決め手になったのは、Aさんが日記機能を使って頻繁に近況を書いていたこと。「仕事が忙しくて最近疲れ気味」「カフェ巡りが好き」といった内容に、自然と共感が湧きました。コメントでやりとりを重ねたのち、メッセージへと進みました。
最初のやり取りは“心地いい距離感”から
Aさんはこちらが送るメッセージに毎回丁寧に返信をくれ、やり取りはとにかくスムーズ。言葉遣いからも人柄の良さが滲み出ており、「この人とは落ち着いた関係が築けそうだ」と直感しました。
ある日、「よく行くカフェがあるんですけど、もしご都合よければお茶でも」と誘ったところ、すぐに「いいですね、○○駅の近くのあのお店なら行きやすいです」と返信が。メッセージの中で出てきたお気に入りのカフェで、土曜日の昼に初めて会うことになりました。
初対面は、想像より“穏やか”な空気

当日、駅前で待ち合わせをして、カフェに入店。
第一印象は「写真よりも雰囲気が柔らかい人」。服装もナチュラルで、仕事帰りの格好そのままという印象でした。
会話の中では、お互いの仕事の話、休日の過ごし方、恋愛観についても少しだけ触れました。
特に印象的だったのは、「結婚を焦ってるわけじゃないけど、人として信頼できる相手と出会いたい」と言っていたこと。お互い、無理に盛り上げようとせず、自然体でいられた初対面でした。
距離が縮まった2回目のデート、そして…
2回目に会ったのは、1週間後の夕方。仕事帰りに軽くごはんでも、という流れでした。ここで、前回話した趣味のカフェ巡りの話や、昔の恋愛経験なんかも自然に出てきて、お互いの温度感がぐっと近づいた実感がありました。
そして3回目のデートで、少し遅めのディナー後に「うち、ちょっとだけ寄ってく?」という流れに。Aさんの部屋で少し飲みながら話しをしているうちに、その夜、初めて男女の関係になりました。
今でも月1で会う“大人の関係”
関係が深まった後も、僕たちは“恋人未満、友達以上”のような絶妙な距離感を保っています。
LINEのやり取りはほぼ毎日、そして月に一度、どちらかの休日に会って、外食や映画を楽しんだり、時にはAさんの部屋でゆっくり過ごしたり。
「付き合う」という言葉を交わしたわけではありませんが、お互いが無理せず、心地よく過ごせる関係。
Aさんとはいまもそんな“大人のつながり”を継続中です。
出会い②:Bさん(40歳・シングルマザー)

Bさんとの出会いは、メルパラの掲示板機能から始まりました。
ある平日の夜、「今ちょっと話せる人、いませんか?」という書き込みに目が留まり、何気なく「もしよかったら少しだけでもお話ししませんか?」とメッセージを送ったのがきっかけです。
Bさんはプロフィール写真を載せていなかったものの、自己紹介がしっかり書かれており、「子どもが独り立ちして少しだけ時間が持てるようになったので、誰かと話せたら」という控えめな内容に、誠実さと人間味を感じました。
穏やかな文面から伝わる“疲れた大人”同士の共感
初回のやり取りから感じたのは、“素直で気を遣いすぎる人”という印象。
「こんな時間に返信くださってありがとうございます」といった言葉が自然に出てくるあたり、相手への配慮を欠かさないタイプだと感じました。
「もう恋愛とか期待してるわけじゃないんです」と話しつつも、「たまには誰かと話したい」とこぼす様子が、どこか自分にも重なるようで、一気に距離が縮まりました。
初対面はファミレスで1時間半

メッセージを3日ほどやり取りしたのち、「子どもが部活でいない週末に少しだけ会いませんか?」という提案をいただき、日曜の午後にファミレスでお茶をすることに。
初対面のBさんは、すっぴんに近いナチュラルな姿で現れました。
「最近化粧する機会もなくて…」と照れながら話してくれた彼女に、かえって好感が持てました。
1時間半ほど、子育てのこと、仕事のこと、そして少しだけ恋愛のことまで話をしました。
「恋愛は疲れる。でも、たまに誰かに触れたくなる時があるんです」──その一言がとても印象に残っています。
2回目の夜、「大人の余白」が重なった瞬間
2回目に会ったのは翌週の金曜夜。
「またちょっとだけ会えませんか?」とBさんから連絡があり、駅近くの居酒屋で軽く食事をしたあと、Bさんの提案で「近くにあるラブホテルに入りました」。
あまりにも自然で、そして静かな流れでした。
無理に盛り上げようともせず、ただ“今この瞬間の温もり”を共有するような時間。
今も月に一度、“無理のない関係”が続いている
その後も、Bさんとは月に一度ほど会っています。
会うたびに決まったルールがあるわけではなく、どちらかが「会いたい」と思ったときに連絡を取り、タイミングが合えば会う。
場所は変わらず、駅近くのレストランかBさんの自宅近くのホテル。恋人というよりは“心を許せる大人同士の関係”です。
「何も求めないし、求められたくもない。でも、あなたとなら会いたいと思える」
Bさんがふと漏らしたこの言葉に、今の2人の関係性が詰まっている気がします。
メルパラで出会うために意識した3つのポイント
- 日記やプロフィールをしっかり読む
→人となりが伝わる書き込みのある人を選ぶことで、真剣な相手とつながりやすくなります。 - 最初のメッセージは丁寧に
→いきなりの誘いはNG。「興味を持った理由+共通点」のセットが効果的。 - 会うまでに信頼関係を築く
→「すぐ会おう」と言うよりも、まずは会話で距離を縮める方が成功率が高かったです。
まとめ:メルパラは“コツ”を掴めばちゃんと出会える!
「メルパラ」は、真剣な出会いというより“ちょっと人とつながりたい”というライトなニーズにマッチした出会い系サイトだと感じました。
業者や冷やかしもゼロではありませんが、日記機能や掲示板を活用して見極めれば、誠実な女性ともちゃんと出会えます。
僕自身、2人と実際に出会って、今でも関係が続いている相手もいます。
「出会いは欲しいけど、婚活アプリのガチ感はちょっと苦手…」という人には、メルパラはちょうどいい“中間的な出会い場”かもしれません。

